便りがないのは良い便り? (後編)   



前回お話ししましたが、 人には、ある情報について知らされないほど悪いほう悪いほうに考えてしまうという傾向があります。



 ですのでビジネスの現場ではなるべく「こまめに連絡をする」ことが大切です。 最終的な結果さえ伝えればいい と連絡を怠っていると、相手はどんどん悪いほうに考えていってしまうものです。

「うまくいっていなんじゃないか」

「契約が思うように進んでいないんじゃないか」

 もちろん結果がよければ挽回することはできるでしょうが、常日頃からこのような悪いイメージを持たれることは、決していいことではありません。



 さらに連絡回数が少ないと、「自分が軽んじられているんじゃないか」と思われてしまうというマイナス面もあります。



 一度そうなってしまっては、後からフォローをしても回復させるのは困難です。紙ヒコーキが少しずつ少しずつ下に落ちていくのと同じように、相手の気持ちも放っておくほど、悪いほうに下がってしまうもの。こまめに連絡をすることで、下から空気を噴き上げていくことが必要なのです。



 そして逆に、それだけの気持ちを表現すれば、相手からの好意も確実に高まるはずです。





 また例えば、あなたがどうしても無理そうな契約を頼まれた場合。

 そんなときはその場で断るのではなく、

「分かりました。ちょっと上司と相談してみます」

もしくは

「少し検討させてください」

と言いながら、一度引き下がるのです。 そして上司に相談するにしても、その一つ一つの段階を、こまめに先方に伝えてあげること。

「今、社のほうに戻りました。今から上司に相談してみようと思います」

「たった今相談してみましたが、上司も悩んでいるみたいで、もう少しお待ちください」

「今、資料などを検討しているみたいです。あと少しだけお待ちいただけますでしょうか」

 このように途中に何回か経過を話しさえすれば、最終的に

「すみません、やはりダメでした……」

と断ったとしても、相手は暖かく接してくれるはずです。

「いや、無理を言ってすみません。苦労かけました」



 伝え方一つで、相手の気持ちは大きく変わってくるわけです。





 しかし、用がないのに電話やメールをするというのは、非常に敷居の高い行為かもしれません。男性にとっては会話や電話などは「情報を伝達するための手段」という認識もあります。

 ですので「理由もない電話やメール」は、特にしにくいものです。

 よって、本当に些細なことでもいいので自分の中に理由を見つけることが大切です。

 異性への電話なら、「声が聞きたかったから」。

 ビジネスなら、「最近私の職務が変わりましたので、一応お知らせしておこうと思いまして……」。



 小さな理由があるのとないのとでは、自分の中の自信が大きく変わるものです。

 自然、相手に与える印象も変わってくるはずですよ。







 今回の話をまとめると

「連絡がないほど、人は不安になるもの」

 よって裏を返せば、

「連絡をこまめにするほど相手は安心し、あなたへ好意的な感情を抱く。そしてそのためには、連絡する小さな理由を見つけると連絡をしやすくなる。」

 これこそがスーパーメソッド「デイリー・スマイル」!

 大きなプレゼントをまとめてあげるよりも、毎日の小さな笑顔ほうが、より相手にとって嬉しいものですよ。
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by yumental | 2013-06-14 22:05 | 心理学

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