山田先輩の励まし方
2013年 04月 01日
今回は憧れの山田先輩を励ましてハートをつかみたいときのテクニックを紹介します。
もちろん、誰かを励ましたいときにはいつでも使えます。画面の前の山田さん、ごめんなさい。
人から人への語りかけ・行動などすべてのコミュニケーションを 心理学では「ストローク」と呼びます。ストロークには「条件つき」「無条件」のものがあります。
「お金持ちだからあなたと結婚したのよ」等は「条件つきのストローク」。
「失敗したって関係ないじゃん…君は君なんだから」などは、「無条件のストローク」です。
そして「無条件のストローク」の方が相手に対して強い癒しと安らぎを与えるといわれています。
このことは「がんばって」「がんばりすぎないで」という言葉にも当てはまります。「がんばって」という言葉から「がんばらないと、あなたはダメなんだよ…」というイメージを無意識のうちに受けてしまう人もいるのではないでしょうか。またどうしても「がんばって」には、「外から声をかけられている」というイメージがあります。
これに対して「がんばりすぎないで」は確実にプラスな気持ちを伝えることができます。さらに伝えられた人はリラックスして仕事にのぞむことができ、あなたという安らぎを確かに感じ、あなたに強い好意を抱いてくれるはずです。
ある程度親しく好きな相手に『がんばって』というくらいなら、『がんばりすぎないで』と言ったほうが数倍グッド。「あなたはいつもがんばっている」と相手の自尊心を満たすことができると同時に、「がんばらなくても、あなたには価値があるんだよ」という気持ちも伝えられる。
これこそがスーパーメソッド「ドント・ファイト・ベッド」!
「がんばってもがんばらなくても、あなたのことが大好き。」そんな柔らかな気持ちは、ベッドのように相手の心を包むもの。ぜひ、試してみてくださいね。
「がんばりすぎないで」と同じような言葉に「無理をしないでね」があります。ですが、実はこちらはあまりいい言葉ではありません。
なぜなら、これは「あなたはいつも無理をしている」、そして「もう限界なんだから…」という言外のイメージを伝えてしまうからです。気をつけてくださいね。
by yumental | 2013-04-01 13:53 | 心理学